libra05's blog

映画を中心に、好きなものについて自由気ままに書いています

映画 コードネーム U.N.C.L.E.--史上最高にセクシーで、 史上最悪の相性の、 史上最強のスパイコンビ、登場。

自宅では漫画『ベルセルク』を読み漁り、外出時にはポケモンGOに夢中になって早数日…
気づけばこんなに更新があいてしまっていました。梅雨明けしましたね。

ベルセルクは31巻まで来れたし、ポケモンは目標のレベルまで上がったので、少しこの熱は落ち着くかなぁ。ちゃんとブログも再開していきます。


さて、久しぶりの更新となってしまいましたが、今回の記事は、ドリー鑑賞(前記事)前に見ていた2本の映画のうちの1つについての感想です。(ブログを書くまでにあまりに時間がたってしまって、ふわっと軽めの内容になりそうな予感・・・・・・)

その作品がこちらです!
コードネーム U.N.C.L.E.


wwws.warnerbros.co.jp

  • 原題:The Man from U.N.C.L.E.
  • 製作年 2015年/アメリカ
  • 116分

こちらは、かつて人気を博したスパイドラマ「0011ナポレオン・ソロ」シリーズを映画版として蘇らせた作品です。

国際機関アンクル(U.N.C.L.E.)のエージェント、ナポレオン・ソロイリヤ・ニコヴィッチ・クリヤキンの活躍を描く。当初はさまざまな敵を相手に活動していたが、途中から国際犯罪組織スラッシュ(THRUSH)が登場し、もっぱらその組織と戦う話となった。また、初めはハードだった作風も、次第にコミカルなタッチへと変貌し、それが特色となった。企画初期にはイアン・フレミングが参加していた。Wikipediaより)

ちなみに、イアン・フレミング氏はかの有名な「007」シリーズを生み出した作家で、タイトルの「0011」も、007を意識して付けられているのだとか。


おすすめポイント

  • 正反対のふたりがバディを組んで悪に立ち向かいます
  • 1960年代のレトロな世界を感じられます

あらすじ

東西冷戦中、拉致されたドイツ人科学者がつくる世界征服核爆弾が売りさばかれる前にその陰謀を阻止せよ!という命令が、西側のCIAエージェント、ナポレオン・ソロに下された。

強敵に立ち向かうためにコンビを組むことになった相手はなんと、東側、KGB工作員であるイリヤ・クリヤキン

正反対の性格であるふたりは、出会い方も最悪で衝突してばかり。
果たして任務を成功させることできるのだろうか..


以下、【続きを読む】より、感想(以下ネタバレあります)に続きます!


日本でも大人気だったというドラマ。これまでその存在すら知りませんでした。
ただ、好きな『シャーロック・ホームズ』シリーズを手掛けたガイ・リッチー監督が蘇らせたとあって、期待はかなり高かったです。

感想(以下ネタバレあります)

ストーリー ・・・ 4点/10点

まずは結末までを紹介します
任務を通して徐々に心を通わせていったソロとクリヤキン。終盤、ヒロイン役ともいえる科学者の娘、ガブリエラ・テラーがイギリスのスパイだということが判明する(つまり、アメリカ、ロシア、イギリスのスパイが陰謀阻止のために動いていたことが判明。)
科学者は死んでしまいますが、協力して陰謀を阻止することに成功。

政治的な対立を超えた世界平和のための秘密機関「United Network Command for Law and Enforcement(=U.N.C.L.E.)」が誕生し、さっそく次の任務が言い渡されたところで結末。


ひねりは特にない
核爆弾を作る科学者の娘で任務に同行するガブリエル(アリシア・ヴィキャンデル)。
ただのお間抜けな紳士アレキサンダー・ウェーバリー(ヒュー・グラント)。

・・・

ガブリエルもアレキサンダーも今回の任務に当たるイギリス側の人間だったわけですが、なんだかはじめから「きっと、実はすごい人、とか、実はスパイ、とかなんだろうな」とわかりやすかったです。

ガブリエルは急に屈強なスパイ2人に同行することになっても大して驚かない(いつもなんか不機嫌に見える)し、アレキサンダーの方は演じているのがヒューなので・・・。ヒューがちょっとした一般人役で出演しないよなぁ

ガブリエルは「敵ではなかったんだーふぅうん」、アレキサンダーは「やっぱり」というのが感想でした。


とくに謎解き要素やどんでん返し要素もなかったように思えます。平凡というか、やや退屈でした。
その分、手に汗握らずにのんびり楽しめるかと思います。

ストーリーよりも、華麗でスタイリッシュな演出の方に重点を置いているんですね。

キャラクター ・・・ 5点/10点

かわいい二人
正反対のタイプである凄腕スパイ2人がお互いをライバル視して小突き合う姿は終始微笑ましかったです。わかりやすい火花の散り方はまるでコメディー!

任務を終わってもなお、「核爆弾に関するデータをアメリカ(ロシア)が持っているのなら殺してでも奪い取れ」という命令が下されていたのですが、それに対して二人はデータの入っているフロッピー(?)を燃やしてしまう、という気持ちのいい終わり方も良かった。

特にクリヤキンはこれまで任務を忠実にこなしてきたエリートだったはず。えらいぞ栗ちゃん!という気持ちになれました。


任務に集中してください
小悪魔的な魅力を振りまくガブリエルと堅物のクリヤキンがぐっと接近するドキドキのシーンがあります(二人は任務のために恋人同士のふりをしています)。このシーンが本当興ざめで、「早くアクションシーンにならないかなぁ」とイライラしてしまいました。

お互いのこともよく知らない状態で、お酒を飲んで栗ちゃんに接近するガブリエル。居酒屋でお持ち帰りされたくて絡んでくるお姉さん状態に思えてしまって、なんだか小っ恥ずかしい気持ちになりました…。
それに、お父さん救出任務で緊張して(本当はイギリスのスパイでしたけど)お酒を飲むのはわかりますけど、栗ちゃんに絡むなんてどれだけ呑気なんだよと思ったり…。

真面目一徹のクリヤキンが任務中にいとも簡単にガブリエルに好意を抱いてしまうのも、よくわからなかったです。もう堅物じゃないじゃん!

二人とも、任務に集中してください…とどんどん冷めていきながらの鑑賞となりました。浅い描き方になるなら、いっそなくていいです、恋愛要素!


一方でソロは、「THEプレイボーイ」とはいうものの、いちゃつくお相手は敵のボスです。危険を冒しながらも情報収集ができる環境で、よっぽど任務に沿った行動ではないでしょうか。


どういう思いを持った人間なのか
それぞれのキャラクターの奥行きを表していたのは、彼らの行動ではなく、セリフでした。(初対面の会話でお互いの過去を暴露し、挑発し合うシーンなど)

ソロもクリヤキンもこれまで壮絶な過去を生き抜いてきたのはうっすらわかるのですが、ソロは常に気取っているし、クリヤキンは怒っているし、という感じで、それ以上が見えなかったです。彼らの個々の行動から伝わってくるものがもっとあればよかった。


敵方も、ただただ敵でした。「そんな事情があったんだね…」ということも一切なかったです。


「どういう思いを持った人間が、世界の破滅を回避するための重大任務に関わっているのか/世界の破滅を目論んでいるのか」
この点がもっと強く響いてきていたら、今回のストーリーも楽しめたかもしれません。

演出 ・・・ 3点/10点

本作を観て、よくわかりました。自分は、無骨で荒削りなスパイものが好きなんだと…。
ということで、
ただの私の好みなのですが、「華麗かつスタイリッシュであること」にあまり魅力を感じませんでした。

時々PVのようなコマ割りの映像が流れたりするのですが、ストーリーも平凡だし、映像の見せ方にだけ気合いを感じるように思えて、ずっと「これでもかとかっこつけてるなぁ」感が拭えなかったのです。

斜に構えた鑑賞状態だったため、長いセリフも気になってしまいました。鍵一つ開けるにも、ソロが喋る喋る…。


「華麗さ」のカーテンで覆うことによって、喜怒哀楽も、緊迫感も薄くなっている気がします。

キャスティング ・・・ 6点/10点

演技力のある役者が揃っているからこそ、上記の部分が悔やまれます。

とくに、敵の女ボス役のエリザベス・デビッキの妖艶さ、冷たい微笑みは素晴らしかったです。
しかも、なんと『華麗なるギャッツビー』のあの美しいお友達役だったんですね!!!
matome.naver.jp

今回は堂々とした悪女ぶりをいかんなく見せつけてくれています。まさに「大ボス」の貫禄でした。



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期待が高く、キャスティングもよかった分、だいぶがっかりした感想になってしまいました。
反動で、久しぶりに『ボーン』シリーズが観たくなっています…!


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