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libra05's blog

映画を中心に、好きなものについて自由気ままに書いています

美少女戦士セーラームーン展ーーセーラームーンの世界に浸れる夢の空間

以前、衝動買いして、あっという間に読了した本があります。

セーラームーン世代の社会論

セーラームーン世代の社会論

世代ど真ん中ですので、六本木ヒルズのキャッスルな盛り上がりをずっとずっと気になっていたわけです。
でも一人で行く勇気は持てず64の呪縛から解き放たれるべく、
ということで、同じように世代ど真ん中の方と、念願のセーラームーン展に行ってきました。
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展示について

客層にホッ

11時過ぎに到着で、チケット購入の待ち時間は10分ほど。
並んでいるお客さんは、自分と同じようにキャピキャピした年齢を過ぎた方ばかりでした。なかにはお子さんを連れて来ている方も。

う、 う れ し い!

昨今のセーラームーンのコラボ商品を見るとキラキラでふわふわなものが多く、
これはちょっと若すぎやしませんかバンダイさん……リアル視聴世代ではない10~20代前半が一番厚いファン層なのかしら……
と寂しくなっていましたので、一安心です。

会場である展望台52階のスカイギャラリーに向かうエレベーターは、とても静かでした。はしゃぐというより、みなさんそれぞれが、胸のわくわくをそっと噛みしめているという感じでした。

非日常空間でしっとり鑑賞

今回の展示会は、スペシャルショップを含めた7つのエリアで構成されています。
入場してすぐ、熱心にスマホで撮影しているファンたちの光景が広がります。大きなガラス窓には戦士たちの大きな絵。眼下に広がる東京の街並み。
とうとうセーラー戦士に会いに来たんだ!と高ぶりました。まさに非日常空間です。
そして、みなさんが感動した表情で夢中でシャッターを切っています。騒ぐこともなく、めいめいが少女時代からの憧憬を大事になぞっているようでした。
「みんな同じなんだなあ、小さい頃からこの空間を夢見てたよねえ」としみじみと嬉しかったです。一体感がある、しっとりとした雰囲気でした。

目が乾く……!

写真が一緒に撮れる戦士たちのパネルが中央に!でも撮影待ちの列が長く、しょうがなく諦めました。説明書きによるとスタッフの方に無料で撮影をしてもらえるようです。

フロア全体にはいくつかの撮影ポイントがあります。
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次のフロアからは連載当時の「なかよし」のふろく、グッズ、カードダス、セル画、ラフなどが展示されています。

「こうやって戦士たちが作られていったんだなあ……」
「このふろく、応募者全員サービスだったから届くのが楽しみで、旅行にも持って行ったなあ」
「おばあちゃんと一緒にデパートの屋上に行ってカードダスやって、このキラカードが出たんだったなあ」

興奮だけでなく思い出が湧き上がってきて大忙しです。
瞬きをするのも忘れ、目がどんどん乾いて痛くなってしまいました。

もっとも感動したのは、カラー原画です。
武内先生の描く、大人びた戦士たちはやっぱりかっこよく、美しいのです。マスコットのようなかわいさよりも、大人びた目元から凛とした強さやが伝わってきます。
また、よく見ると、使われている画材が紙の上で少し盛り上がっているのがわかります。「原画」のインパクトってすごいんですね。
少しおさえられた照明による幻想的な雰囲気のなか、繊細に重ねられた色や線たちをうっとりと見つめていました。

ちなみに、カラー原画の一部は、会期中に3回の展示替えがあります。また近いうちに行く予定なので、次はどんな原画が展示されるのかとても楽しみです。


一人一回のみの入場で20点まで

興奮冷めやらないままやってきたセーラームーン展のショップ。
スタッフの方にチケットをチェックしてもらい、「一人一回のみの入場で、購入は20点までです」と説明を受けました。
会場限定商品の一部は売り切れとなっていたり、再入荷されているものもあります。
「本気で散財させにきてる……!」と感じてしまうお高めの値段設定ではありますが、気づけばカゴにどんどん商品を入れていました。
値段を一切気にせず、衝動のままにこんなに買い物をしたのは数年ぶりでしたね……。
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あいにく手に入らなかったグッズもありますが、その機会にかけてみようと思います。

ファンにとっては特に気になる情報だと思うので、詳細を貼っておきます。
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/sailormoon/goods.html

一人でも大丈夫です!

リアル視聴世代で、セーラームーン展に足を運ぶ勇気がまだわいていない方、大丈夫ですよ。
一人で訪れている方もかなりいました。それで目立つこともありません。気軽に行けます!
また、同じくらいの世代の方が大多数なので、なんとなく一体感を感じてゆっくり楽しめると思います。

今回は土曜日の午前中に入場したのですが、どんどん人が増えていっている印象がありました。
ちなみに、併設されているカフェは到着時点で結構な列になっていました。次回は戦士たちをモチーフにしたフードやドリンクも楽しみたいので、できるだけ早めに行こうと思います。

展示会に期待すること

十分に楽しみましたが、何個か感じたことを書いてみます。

  • グッズの在庫が切れないように、できるだけもっともっとたくさん用意してほしい!
  • カフェの待ち時間を、エレベーターに乗る前の2階?の入り口に表示してほしい!(入り口を見回してみましたが、発見できませんでした。)
  • 内部太陽系の戦士たちと同じように、写真が撮れる外部太陽系戦士たちのパネルがあったら喜ばれそう。

作品について

展覧会に行った感想で終わるつもりが、「セーラームーン」という作品自体について書きたくなってしまいました。
社会現象、そして世界中で愛される作品になった要因はいくつもありますが、そのなかでも自分がこれは伝えたい!という点を以下に書いていきます。
(また、これらの点は、冒頭で掲げた書籍でも詳細に分析されていたかと思います。興味を持たれた方は是非手に取ってみてください。)

みんな違ってみんないい

戦士たちはみんな個性が強く、クラスでもつい目立ってしまうキャラクターばかりです。
とくに、セーラージュピター(まこちゃん)を見た当時、わんぱくな私は、強くてかっこよくて、力持ちになりたい!と思いました。
さらに作品には、それが女の子としてだめ、とか、みんなに合わせて個性を隠して馴染まなきゃいけない、とか感じなくていいんだ、と思わせてくれる救いがあります。

そして、今回展示されていた戦士全員集合の原画を見ても分かるとおり、全員が女性で同じくらいの年齢ですが、服装、ポーズ、表情にその個性がしっかりと描き分けられているんです。例えば、同じ水着でも、みんな違ったデザインを着こなしています。

現実世界に生きる私たちの思春期でもありましたよ。みんなで似た格好をして、「私たち仲間!」としたくなる欲求。なんとなく互いにそういう圧をかけてたりもするんですよね。
これとは対極の様子で当然のように颯爽と描かれている戦士たちがかっこいいんです。

戦うときはハイヒール

屈強な男たちを叩きのめしている時でも美しくあれ!といえば、こちら。

エンジェルたちと同じように、戦士である前に「女性であること」を強く意識したこの設定が、またハートを打つのです。
第1期の設定は中学生ですが、この時からすでに、親たちが見たら「ませてる!」とびっくりするほど、曲線美のある女性らしい体型をしています。また、変身のセリフは「メイクアップ!」で、変身シーンもとても綺麗なんです。これから敵と格闘するのに、ローファーからヒールに履き替えてます。
敵を前に美しく変身し、平和を守るのです。

そして、エンジェルたちも「みんな違ってみんないい」のは共通しています。
ただ、倒せばいいんじゃないんですよね。美しく、そして互いの個性を活かして、女性だけで力を合わせて倒すんです。

チャーリーズ・エンジェルシリーズが大好きなのは、セーラームーンを好きだからかもしれません。エンジェルの方も、また久しぶりに観たくなってきました。