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libra05's blog

映画を中心に、好きなものについて自由気ままに書いています

坂崎千春展 ペンギン百態Ⅱ

イベントなど

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ペンギンが好き。特にsuicaのペンギンが大好き!
なので、

伊勢丹新宿で開催中の坂崎千春展 ペンギン百態Ⅱ」(3月1日~3月7日)に行ってきました。

今回はその感想を書いていきます。


さて、意気揚々と足を踏み入れたのはかなり小さめのアートスペース。

展示会場は伊勢丹新宿5階フロアの端に位置し、とくに案内もなかったので、一瞬、「え、やってる..よね?」と不安がよぎりましたが無事にたどり着きました。

開放的な入り口から左右にのびた長方形をしています。
外からもよく見えるので、偶然見つけた人が「あーこのペンギン知ってるー」と、気軽に立ち寄っていく姿もありました。


行ったのは土曜の夕方前で、お客さんの中心は30代、40代あたりの女性。作品を観ながら談笑する声が此処彼処から聞こえてきます。

でも、(スタッフの方も2~3人いらっしゃいますし)鑑賞の邪魔になるなんてことはなく、静かすぎず、リラックスして観るのにはちょうどよい雰囲気を保っていました。

「ペンギン百態Ⅱ」原画100点

「かわいい..」「これもかわいい..」 壁にぐるっと飾られた100枚の小さな正方形の原画に、みなさんうっとり大興奮の様子。

さっそく、のんびりと壁に沿って進む緩やかな流れに乗って、鑑賞開始!

ほんとだ…かわいいなぁ…。ペンギンだけでなくほかの生き物もかわいい…。普段はJR駅などでしか会えないペンギンと仲間たちに囲まれる幸せたるや..!


すぐに目についたのが、どの原画の説明書きにも貼られている赤いシール。何を隠そう、それは「成約済み」を示す印!

そう、約3万円の小さな原画たちは、開催3日目で全て完売していたのです… (「きっと3日目でも何かしら買えるよね」とぼんやり予想していた自分の甘さよ…)

愛すべき空間を作っているこのペンギンたちは、展示が終わればもう二度と揃うことはなく、それぞれの買い手の元へ旅立っていく。

ちょこちょこと買い手の元へ出かけていく彼らの後ろ姿を思い浮かべて寂しくなりつつ、まだ在庫があったとしたらこの子を持って帰っているだろうな..と妄想も挟み込みつつ。
しみじみと展示を眺めていきました。


肝心のペンギンは、小さな世界のなかで、大きなシロクマと並んだり、文鳥を手に乗せたり..と多種多様な動物との絡みを見せてくれます。

好奇心旺盛なペンギンが、どんな動物にも素直に心を開き、のんびりと空間を共にしている感じが見て取れます。
(魚はしっかり口にくわえていましたが..)

そんな絵たちの鑑賞は、てんとう虫からクラゲ、さらにはシロクマまで、坂崎さんがどの動物もあたたかく抱き締めてる様子を観ているような、そんな時間でした。

そのあたたかさを体現しているペンギンは、どれもほんわかしていて、どうしようもなく愛らしい..!

「坂崎さんってすごいなぁ。すごいんだなぁ。」そんなことも何度もつぶやいていました。


印象的だったのは、何枚かに共通していた、相手の動物をペンギンが真似しているというパターンです。

友だちになろうよ!という積極的な感じでなく、少し離れたところで(この間合いも絶妙)同じようなポーズを取るペンギン。

この、そっと相手のペースを尊重するゆったりとした優しさがたまらないのです。

絵の可愛らしさだけでなく、こういう健気なところも“ほんわか”する理由の一つなのでした。


また、ガラスに収まった原画をじーっとそばで見てみると、ペンギンの体の黒い部分を作っている、線の重なりがわかります。

紙を走る一つ一つの線が、坂崎さんが命を吹き込んだ跡なのだと思うと嬉しくて、瞬きをするのも忘れて見入ってしまいました。


※展示としては他に、「ペンギン十態図」原画10点、「ペンギン百態Ⅰ」活版印刷アートカードなどがあります。
(詳細は↓のホームページに掲載しています)

グッズ

原画などの作品以外のグッズ(1万円以下で購入可能)としては、

今治産タオル2種類と、豆皿・フリーカップがそれぞれ8種類(私が行ったときは8だったかなぁ?)用意されています。

見本をじっくり吟味して、4月初めに入荷予定の豆皿とカップを1つずつ購入しました。

人気の柄は在庫がなくなってますが、予約購入は可能で、送料をプラスすれば入荷次第送ってもらえます。(在庫がない!とショックを受けたまま帰ろうとしたところ、他のお客さんが予約購入していたので、慌てて購入しました…)

ペンギンが我が家にやって来るのが今から待ち遠しいです♪


坂崎千春さんのホームページはこちら
sakazakichiharu.com
 ※「Events」では、今回の会場の様子を写真で見ることができます。

*****
思えば、最近でこういう展示を観に行ったのは、「美少女戦士セーラームーン展」と「ピクサー展」くらい…。
libra05.hatenablog.com

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美術には全く詳しくありませんが、作者の筆遣いが感じられる手描きの作品を前にすると、
いつも、焚き火の熱に照らされたように、心が溶けていくのを感じます。

それは強く全身に残り、どれだけ時間が経っても容易に思い出せるほど、日常から離れた、とても心地よいひとときなのです。

うん、今年はもっと美術館に足を運びたいなぁ。